勝觀音

すぐれかんのん

喜多方市
會津三十三觀音
國家重要文化財產

會津三十三觀音第6號札所

享禄2年(1529)に前身の観音堂が焼失し、永禄元年(1558)に蘆名盛興によって再建されたと伝えられています。
内部中央には、本尊である観音菩薩を祀ってある内陣があり、内陣のまわりには参拝者が拝む場所である外陣があります。
会津地方には、禅宗様の手法を交えた中世の三間堂が数多く残されていますが、この堂は和様の要素が多く、縦長にした内陣など独特の平面を持っており、中世末期の仏堂として優れたものです。

御本尊

十一面観世音

御詠歌

陽照るとも山の氷はよもとけじ 里に時雨のあらんかぎりは

ひてるともやまのこおりはよもとけじ さとにしぐれのあらんかぎりは

みどころ
  • 勝福寺・勝福寺観音堂

    会津三十三観音第 6番札所でもある勝福寺観音堂は、室町後期永禄元(1558)奥行の深い三間堂で比較的規模が大きく、木割が太いです。国重要文化財に指定されています。

  • 御詠歌

    御詠歌が奉納されています。

文化財データ
名稱
勝観音
名稱(日文)
すぐれかんのん
區域
喜多方市 
類別
會津三十三觀音 國家重要文化財產 
地址
喜多方市関柴町三津井字堂ノ上630-1
交通
喜多方駅より車で10分
停車場
あり(狭い)
諮詢方式
喜多方市教育委員会文化課
電話
0241-24-3821
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