第一番札所 梁取・成法寺
やなとり・じょうほうじ御蔵入三十三観音第1番札所
御蔵入三十三観音第1番札所です。
中世の仏堂建築を知る上で貴重な建物であり、和唐折衷の様式を持ち、国重要文化財に登録されています。
聖観音菩薩
-
ただ頼め もらさず救う 梁取の 誓いあらたに 祈るこの身を
ただたのめ もらさずすくうやなとりの ちかいあらたにいのるこのみを
-
成法寺観音堂
徳一によって平安時代初期に開かれたと伝えられています。土地のほぼ中央に位置する観音堂は桃山時代初期の建立と言われ、茅ぶき、寄せ棟造りで廻り縁のある構造となっています。寺の裏には奇岩怪石が並ぶ仏地山がそびえ、古くから信仰の対象になっていたようであり、弘法大師空海が訪れたとの伝説も残されており、国重要文化財です。
-
成法寺・木造聖観音菩薩坐像
県重要文化財のこの像が安置されている成法寺観音堂は、平安時代の初期に徳一によって開かれた法相宗の道場の跡と伝えられています。中に安置されている聖観音像は、肌に近い独特の彩色から「人肌観音」とも呼ばれています。
- 名称
- 梁取・成法寺
- よみかた
- やなとり・じょうほうじ
- エリア
- 南エリア:只見町
- ジャンル
- 御蔵入三十三観音 国重要文化財 県重要文化財
- 住所
- 南会津郡只見町大字梁取字仏地 1864-1
- 交通
- 只見駅より車で25分
- 駐車場
- なし
- ご案内
- 施錠あり
- お問合せ
- 只見町教育委員会
- 電話
- 0241-82-5320