1. 旧正宗寺三匝堂(さざえ堂)
①-1024x768.jpg)
世界でも類を見ないらせん構造を体験
福島県会津若松氏の飯盛山に建立された、高さ16.5m、六角三蔵のお堂です。かつては二重らせんのスロープに沿って西国三十三観音像が安置され、参拝者はこのお堂をお参りすることで三十三観音参りができるといわれていました。また、上りと下りが全く別の通路になっている一方通行の構造により、たくさんの参拝者がすれ違うことなく安全にお参りすることができます。この世界にも珍しい建築様式を採用したことで建築史上その特異な存在が認められ、平成8年に国重要文化財に指定されました。
2. 会津藩主松平家墓所(院内御廟)
③.jpg)
松平家歴代藩主が眠る山腹の広大な史跡
会津藩の二代藩主保科正経から幕末の九藩主松平容保までが葬られています。このお墓は通称「院内御廟」と呼ばれ親しまれていますが、その面積は約15万平方メートルと広大で、墓域の中腹には西の御庭、中の御庭と呼ばれる藩主の家族のお墓があり、さらに石段を上がったところに藩主のお墓があります。三代から九代藩主は全国的にも珍しい神式で葬送されている、構造もこの墓所独特のものになっています。新緑や紅葉の時期に、散策をかねてお参りをする方も多いスポットです。
※周辺でクマの目撃情報が多発しておりますので、散策の際は音が出るものを持ち歩くなど、十分お気を付けください。また、野生動物を呼び寄せてしまう恐れがありますので、お供え物はご遠慮ください。"
3. 中善寺・木造薬師如来坐像

藤原文化の面影を伝える傑作
薬師堂に鎮座する木造薬師如来坐像は藤原文化の面影を伝える傑作(国指定重要文化財)です。平安時代後期の作であり、当時の都である京都方面の仏像様式・定朝様(じょうちょうよう)で造られていることから、中央から会津に運ばれてきたものと考えられます。
薬師堂の拝観には事前連絡が必要です。
4. 木之本漆器店
②-1024x787.jpg)
伝統工芸・漆器の蒔絵体験でオリジナル作品を作ろう
漆器など、オリジナル工芸品を製造販売している「木之本漆器店」で、漆芸の代表的な技法である蒔絵を体験。普段使いできる箸や菓子皿など11種類から好きなものを選び、絵付けをすることができます(7日前までの要予約)。
店の1階は、職人による美しい漆器や、手描きの蒔絵が施されたグラスなどが並び、2階は、桐の木片をラーメン粉粘土に練り込み、手びねりして作成したネコやネズミなど500体以上の「桐のこ人形」が並ぶ入場無料の「桐のこ人形館」になっている。お気に入りを見つけてみて。
5. Restaurant&Café KURA.(ニシン山椒漬のピザ)
①-1024x822.jpg)
何気ない日にも、特別なひとときにも。 季節の彩りを味わう、本格イタリアン。
築100年を超える古民家を改修し、イタリアン料理店としてオープンしたKURA.。旬素材をふんだんに使った、目にも楽しい本格イタリアンで、季節ごとにメニューが変わります。料理を手がけるのは、この道40年のシェフ。腕によりをかけた多彩なおいしさで、皆さまをお迎えいたします。
6. 道の駅からむし織の里しょうわ

福島県大沼郡昭和村の国道400号の北側沿いにある、からむし織の文化を伝える施設になります。奥会津昭和村振興公社が2001年より運営し、2014年に道の駅に登録されました。
豊かな自然が作り出す四季折々の山の恵みは、まじめで丁寧な村人の手で届けられます。
また、からむし織の原料となる植物の「からむし」(苧麻ちょま、青苧あおそ)も丹精込めて育てられ、他の道の駅では出会えない多くの特産品を生み出しています。
雪深い厳しい冬を乗り越えた村人の手から作られる「からむし製品」や、生活工芸品としての「つる細工」は、貴重な一点もの(二つと同じものがない)です。そんな工人達から習うことができる「またたび細工づくり体験」や、「からむしコースタ―織体験」もからむし織の里の魅力です。
古来、手から手へと受け継がれてきた「からむし」に触れる体験交流の場としても、織姫交流館をご利用ください。
会津大仏