幸せの黄色のコース

1. 鳥追観音如法寺【五色不動・黄】

会津ころり三観音のひとつ

　807年（大同2年）徳一大師の建立とされる。木造聖観音立像など4体の仏像と観音堂、仁王門が県指定重要文化財。縁結び・子授け・安産・子育て・厄除・長寿と様々なご利益があり、人々の厚い信仰を集めています。左甚五郎作と伝わる「隠れ三猿」の彫刻が有名。この三猿を見つけられれば運が開き「福マサル」といわれています。

2. 大山祇神社

なじょな願いもききなさる

　一生に一度の願いは3年つづけてお参りすれば、なじょな（どんな）願いもききなさる（かなえてくれる）「野沢の山の神様」として、いにしえの時代から信仰の対象となっています。6月中は家内安全・五穀豊穣を祈願する「大山まつり」が開催され、10月には旧暦の9月9日・19日・29日に「秋の例大祭」が開催されます。

3. 道の駅にしあいづ（会津野澤宿味噌ラーメン）

心に残る味を、心ゆくまで。

　ひき肉にたっぷりの野菜を加えてじっくり煮込むことで、ひき肉と野菜の旨みを余すことなくスープに引き出します。ちぢれ麺に絡むスープが特徴です。

4. 新宮熊野神社長床

拝殿「長床」と樹齢850年以上の大イチョウとが織りなす荘厳な雰囲気

天喜3年（1055）源頼義の勧請とされる古社。拝殿「長床」は平安時代の寝殿造りの建物で、直径1尺5寸の円柱44本が等間隔に5列並んでおり、全部吹き抜けになっている。長床の傍らにそびえるのは高さ約30ｍの大イチョウ。11月中旬から下旬には、黄金に染まった葉がまるで黄色のじゅうたんのように境内を彩ります。

5. 九重本舗　奈良屋

明治２７年（１８９４年）創業。伝統の民芸菓子「ここのへ」

ここのへは、小さなあられ粒に柚子、ぶどう、緑茶等の糖衣を絡めたお菓子。”飲む”お菓子として１2０年以上前より会津銘菓として愛されています。湯呑にスプーンで約２杯を入れお湯を注ぐと、やさしい甘さを楽しむことができます。そのまま食べたり、アイス等にトッピングするのもおすすめ。

川井地区、長寿山松音寺にある木造の薬師如来座像。像高４５.５㎝、檜材の寄木造りで尊顔には箔を施しています。光背は失われ、薬壺及左手の指の一部も欠いていますが、台座及び胎内に下記の墨書銘があり、造立の時期、その意図、仏師名が明らかで、江戸初期の造仏様式を示す一つの標識として貴重なものとなっており、町の重要文化財に指定されています。
拝観を希望される場合は事前に御連絡ください。（三島町役場地域政策課：0241-48-5533）

墨書銘
台座銘：河井村松音寺鐡刹花押
胎内銘：■延宝五年臘月吉日
本尊薬師如来鐵刹代寄進花押
壇那角田清助父　祖父為五回忌
仏師佐近頭